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2010年7月27日 (火)

訃報:「踊ることこそ生きること」バリ舞踊家イブ・チュニック女史死去

ナタラジャ・バリさまよりお知らせをいただきました。

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Chunik_2ra 2010年7月24日(土)、Ibu Ni Ketut Cenik が亡くなりました。
年齢ははっきりしませんが、80歳以上、おそらく90歳前後。
イブ・チュニックは、バトゥアンのジマットさんの母であり、古典舞踊ジョゲ・ピンギタンの踊り手として名を馳せた人です。

(以下2008年9月来日公演記事より)

☆ニ・クトゥット・チュニック Ni Ketut Cenik☆
 公称1923年生まれ。通称イブ チュニック。「踊る事は生きる事」80代半ばでありながら、今もとどまる事を知らないそのエネルギー、現役の踊り手である。オランダ植民地時代から今日まで、「踊り」という自身の肉体を通じての行為のみで生き抜いてきた歴史の人である。同時代の名手がほとんど他界した今、”最後のレゴン”として今日も舞台に立ち続ける。インドネシア政府より文化功労賞としてウィジャヤ・クスマ賞、ダルマ・クスマ賞を受賞。

〜幻のバリ舞踊とガムラン〜ジョゲッ・ピンギタン Joged Pingitan-2008-〜そしてまぼろしの“最後のレゴン”〜ニ・クトゥット・チュニック

 ジョゲッ・ピンギタン(Joged Pingitan)は19世紀末、ギャニアール王宮を中心に生まれ、竹のガムラン〜ガンドゥルンを伴奏に踊られる、バリでは数少ない女性の独り舞、しかも次々と役柄を取り替え一つの物語を演じるという、きわめて特異な要素をもつ舞踊です。現在では伝承者も稀となり、バリの人々ですら実見の機会はほとんどありません。幻の舞踊、ガムラン、と呼ぶゆえんです。
 そしてもうひとつの“まぼろし”、それがジョゲッ・ピンギタンの貴重な伝承者であり、80代半ばの今日まで踊り続けるレゴン(踊り手)、ニ・クトゥット・チュニック(愛称イブ・チュニック)です。スカワティ近傍バトゥアンに生まれ、オランダ統治時代から今日まで、激動の歴史をわが身の踊りひとつで生き抜いてきた、まさに“最後のレゴン(踊り子)”の呼称がふさわしい、バリの人間国宝とも言ってよいでしょう。
 「踊ることこそ生きること」……老いてなお、舞台に立つイブがほとばしらせる凄まじいエネルギー、それは私たちを生きることへと奮いたたせます。後継者と目される孫娘ニ・ワヤン・スカリアニおよび、現在、育成中の曾孫世代にもあたる踊り手とともに、2008年、日本インドネシア国交樹立50周年の好機を得て、今秋初めての来日公演が実現の運びとなりました。各地の公演へ皆様のご来場を心からお待ちしています。

ナタラジャ・バリ
http://www.geocities.jp/nataraja_bali/

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