« 【出演者発表】10/07/10(土)&11(日) インドネシア・フェスティバル2010 | トップページ | 10/07/29(木)~08/01(日) 第35回 芸能山城組ケチャまつり »

2010年7月 3日 (土)

10/07/27(火) 日本ワヤン協会上演 影絵詩劇 Samudera,samudera!「海が見たい」

会場:インドネシア・ジョクジャカルタ 州知事スリ・スルタン実弟邸宅

下記が日本ワヤン協会のホームページに掲載されていました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

七月二十七日(火)

ジョクジャカルタ特別州政府主催ワヤン大会

日本ワヤン協会上演

演目=Samudera,samudera!「海が見たい」

出演=松本亮、狩野裕美ほか
会場=ダルム・ユドニングラタン(ジョクジャ王宮北広場東方の館、州知事スリ・スルタン実弟邸宅)

ジョクジャカルタ特別州政府主催

「海が見たい」ストーリー(日本ワヤン協会ホームページより)

『海が見たい』

 「海が見たい」。これは落ちぶれ放浪する神の子トゴグの心象風景である。古代インドの叙事詩マハーバーラタからの場面が多少挿入されてはいるが、かくべつの物語の展開はない。トゴグはふしぎな少年、少女に出会う。諸国をめぐり職を求めてさまざまな王や武将に仕えるのだが、どこでもお払い箱だ。ときには古いジャワ宮廷の影絵芝居の中に劇中劇として迷いこんだりする。ときにくやしがったり、心安らいだり、またがっくりと力をおとす。かれはもう幾百年を生きてきたのだろう。その長い旅のはてに、「おお、海だ、海だよ」と叫ぶ。ひとりごちる。かれにとっての海、そしてあなたにとっての海、それはいったい何なのか。

 「よいか、この世に戦争は止むことなく、大なり小なり、つねに起こりつづけている。わしが天界をぶっこわし、ブトロ・グル、この戦争挑発の宇宙支配の神を殺したところで、その歯止めにはならんのだ。この宇宙のどこに戦争好きの巨大な魔物がひそんでいるというのか。それでもなお、わしは戦争をぶっつぶしたい。だがこれは、永遠にかなわぬ願いというものだろう。とはいえ、それ以外、のぞみうる何があるというのじゃ。」
 これは神の子スマルの暗鬱のせりふである。私たちは、いまこの地球上の様相をテレビや新聞で知らされ、また多少は実感して、原爆問題、民族問題、また弱体化しつづける経済状況を前に、むろん解決へと志向する良識をはげしく感じこそすれ、その成果期待への空しさにときとして愕然とせざるをえない。
 浮遊の過程を楽しむしかないのであろうか。私たちはこのスマルのせりふに何をつけ加え、何を行動したらいいのであろう。

 伴奏の音楽はガムラン・マニスのガムラン演奏のほか、インドの現代音楽、伝統楽器ナーイの曲、イランのサントゥール、フォーレの曲、ロック、鳥の声なども聞かれる。(松本 亮)

http://www.kt.rim.or.jp/~banuwati/orig2.html

日本ワヤン協会
http://www.kt.rim.or.jp/~banuwati/

|

« 【出演者発表】10/07/10(土)&11(日) インドネシア・フェスティバル2010 | トップページ | 10/07/29(木)~08/01(日) 第35回 芸能山城組ケチャまつり »

「ジャワ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 10/07/27(火) 日本ワヤン協会上演 影絵詩劇 Samudera,samudera!「海が見たい」:

« 【出演者発表】10/07/10(土)&11(日) インドネシア・フェスティバル2010 | トップページ | 10/07/29(木)~08/01(日) 第35回 芸能山城組ケチャまつり »